Koyama Yoshie
小山 よしえ 展
(銅版画)
2000.1.24(月)〜30(日)
(AM12:00〜PM8:00 最終日AM11:00〜PM3:00)
「くわい(6つ)」
12x18cm
(銅版画 2色刷)
【シートのみ 5,000】
【額付 9,800】
「瓦礫の救世主」
36x30cm
(銅版画)
【シートのみ 25,000】
【額付 32,200】
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(会場風景)
(作者)
幼いころから絵を描くのが好きで、壁に絵を描き親を困らせたことがあります。
子供の頃から感じている、何故わたしは今ここにいるのだろう、
という生きていることへの不安や疑問が私に描かせてきた。
十字架や聖母マリアを思わせる女性が画面に登場する。
それはわたしがミッションスクールに通い日常の中に礼拝があったことも関係しているが、
人間が生きていく上で神や救いと言ったことは避けて通れないものだと考え始めたからである。
21世紀を目前にした、わたしたちの生きているこの時代は決して明るくない。
暗いニュースが流れるその傍ら、わたしたちは日々笑いながら暮らしている。
死や哀しみ、といったこととは常に意識せざるを得ないが、
同時にわたしたちはごくささやかなものに喜びを感じることが出来るのではないかと思い、
身近かな林檎やクワイ、豆などをモチーフに制作した。
(2000.1.小山よしえ)
作家DATA