川口 珠生 展
(平面・ミクストメディア)2002.12.23(月)〜12.29(日)
12.23 15:00〜 Opening Party
(12:00〜20:00 最終日11:00〜15:00)
「Flying Sushi」
(ミクストメディア)
30x40x7cm
【￥25,000】
「あましずく」
(ミクストメディア)
20x30x14cm
【￥25,000】
「草(グラス)」
(ミクストメディア)
29x40x14cm
【￥30,000】
(会場風景)
<コメント>
● 重なるイマジネーション川口珠生の作品は
キャンバス自体への物質的疑問をベースとして、
その支持体を透明な物質に置き換えている。
そして、その表面を、
内なる世界と外界の物質的な繋がりとの境界としている。
またそれらをレイヤー化する(重ねて層にする)ことにより奥行きを出し、
複雑な自己との対面を、その場所において表象化しようとしている。
その表面は透明な見えると見えないの中間に存在し、
見る側は表面をだけを見るのではなく、
その背後に存在するだけではない、
未だ表現されていない含蓄された意味を読み取るかもしれない。
見るもののイマジネーションと彼女自身のそれの間に於いて、
川口珠生の表面は危うく存在する。
(2002、S.M.)
川口 珠生(Kawaguchi Tamaki)
